約 1,319,082 件
https://w.atwiki.jp/zenzen53/pages/191.html
エンヤはバランの死体を見つけると、愛情たっぷりにそれを撫で上げた。 「DIO様ほどではないにしろ、ヒヒ……中々いい男じゃないか。 私がもう十年若ければ、生娘のようにはしゃいだんじゃが…………まあ、いいいさ。さあ、立ちな!!」 バランの死体から煙が立ち上り、程なくして彼は自らの足で地面に立った。 傷ついた身体ではあるが、一目で屈強と分かる肉体。バランのそれを仔細に検分しながら、エンヤは僅かに頷いた。 ミッドバレイを痛めつけようとした時に訪れた大破壊。大地そのものを根こそぎ奪っていった強大なエネルギーの固まり。 その発射場所にいた男――バランなら、何となくそれが可能のように思えたのだ。 勿論、それは確かではないし、こうして死体を目の当たりにしても、何の慰めにはならない。 寧ろ圧倒的な破壊を起こした輩が死んだとたら、それを倒すことの出来た化け物の存在の可能性を示すことにすらなる。 不安や心配は増すばかりである。だが、こうして強さおいて説得力を持つ人物に出会えたことは幸運と言えるかもしれない。 何故なら不確かな存在では緩みがちになる警戒が、それによってピンと糸を張ったように引き締まるからだ。 エンヤは周囲に入念に目を配りながら、ミッドバレイ、フェイト、バランの三人を引き連れて 深い霧の中をのそり、のそりと歩いていった。 ―― ―――― ―――――――― DIO様!! そんな尊ぶべき名が、周辺に気を配っていたエンヤの耳に届いてきた。 主の名前を叫ぶ者が、自らのスタンドである霧の中に入ったことを悟ると、 エンヤは早速幻覚を作り出し、その人物の足がこちらに向くように仕向けた。 「おお!? しみったれたバアさん……確かDIO様の部下だっけか? DIO様が呼んでいたぜ。街に来いってさ」 エンヤの前に現れ、浦飯幽助と名乗った男のからは、やはり渇望していた主の名前が聞くことができた。 そしてそれだけにあらず、かの主は自らを必要としているとのこと。 その事実に行き当たると、エンヤは感極まり、涙を滂沱の如く垂れ流した。 「おおおおおおおぉぉぉぉぉ!! DIO様!! 何と勿体無いお言葉!! おおおおおぃ!!! おおいおいおい!!!」 涙を振りまき、髪を左右に乱しながら、エンヤは身体全体を使って喜びを露にしていく。 その異様な姿に浦飯の足が後ろに引いたのを横目で確認しながらも尚、エンヤを歓声を上げるのをやめない。 それほどに主からの言葉が、嬉しかったのだ。 「あ~、ちゃんと伝えたぜ、バアさん……それじゃあな!!」 狂態を見せるエンヤに恐る恐る声を掛けると、浦飯はこの場を去るべく、すぐさまに足に力を入れた。 見ているだけで、怖気が走る。彼が知る老女とは別種の恐さを届ける彼女から逃げるのに迷いはない。 しかし、そんな浦飯の背中にピシャリとエンヤの冷たい声が投げかけられる。 「待ちな、小僧!」 「あ~ん? 何だよ、バアさん?」 心底嫌悪を覚えた浦飯だが、DIOの部下であるエンヤの言葉を無視するわけにもいかず 彼はゆっくりと面倒臭そうにエンヤに振り返った。 「幽助……おまえの出身はどこだい? 今は西暦何年だい?」 「ああ? 何でそんなこと……」 「……いいから答えな!! このボケぁ!! これはDIO様のためにも必要なことなんだよおおお!!!」 「DIO様の?」 その言葉を聞いた途端、浦飯は心が満たされていくのを感じた。 これから自らの主に益することが出来る。そう思うだけで、浦飯に喧嘩をする以上の至福をもたらしてくれたのだ。 浦飯は今まで見せたことのない笑顔を作り、エンヤに答えを述べていく。 「出身は日本だよ。西暦は~……良く分かんねえや。すまねえな、バアさん」 「大体で構わないよ」 「あ~~、1992年か93年だったか? 90年代っつうのは覚えてんだけどな、その先はいまいちっつううか……」 「確認しとくが、おまえの住んでいた星は地球じゃな?」 「あん? バアさん、ボケちまったか? 他にあんのかよ?」 「……数年の違いじゃが、やはり参加者の時間軸がずれておる。となると、彼奴めの能力はDIO様と同じ時間への干渉? …………いや、それでは地球とは違う星にいるというミッドバレイへの説明がつかない…………。 違う場所、違う時間……………まさか……時間と空間を含めた次元への…………? バカな! ありえんッ!! 幾らスタンドといえど、そこまで出来るわけが……!! いや、もしそれが可能となれば、それは王すらも超えるッ…………!!!」 あまりにスケールの大きさに恐れおののき、エンヤの顔からは冷たい汗が滝のように零れ落ちる。 もしエンヤが危惧したことが事実ならば、それは自らを奉じる主すらも凌駕する絶対的な存在を示すこととなる。 そんな輩にはたして反逆の牙を突き立てられるか。 「おい、バアさん、さっきから何言ってんだ?」 突如と響いた浦飯の声にエンヤは現実に引き戻された。 「何だい、まだいたのかい、小僧」 「んだよ、その言い草はよ」 「フン」 「じゃあ、今度こそおれは行くぜ!」 「……いや、待ちな、小僧!!」 「っと、何だよ、バアさん?」 「おまえさんは、このまま島中にDIO様の言葉を届けるつもりかい?」 「当たり前だろ! DIO様の命令なんだから!」 「それじゃあ、ついでだ。出会った参加者の出身地、今現在の西暦を聞いときな。 それと……一番最初にバーンとやらに刃向かっていたガキ共を覚えているかい?」 「あ~ん……確かさっき空に映像が映っていた奴だろう? 飛影を倒した奴だからな、バッチリ覚えているぜ!!」 「それと緑の変な服を着たガキさ。そいつらをちゃんと生かして私の所に、DIO様の所にお連れするんじゃ!! いいな!!?」 「別にかまわねえけれど、何でそんな面倒くさいことをすんだよ?」 「それくらい自分で考えな」 「んだよ! ケチくせーな!」 「フン……あとは、そうだね。おまえの仲間のことも聞かせてもらおうか。名簿に載っていた飛影という名前を気軽に呼ぶんだ。 この場には、おまえの知り合いがいるんだろう?」 「まあな! あいつらにも早くDIO様に会わせてやりてえぜ!」 そう言うと、浦飯は喜色満面に己の仲間、そして敵のことをエンヤに語っていった。 ―― ―――― ―――――――― 浦飯が拡声器を手に走り去っていくのを見届けると、エンヤは思考の渦に身を沈めた。 (バーンの能力は次元を操る……そう考えるのは早計じゃな。そんなことをするよりも、私らの記憶を操る方が、遥かに容易い。 どちらにしろ、バーンめの能力を探るには他の参加者の情報、それにダイ、ポップとかいったガキ共の話を聞いてからじゃ。 それまでにこの私がすべきことはDIO様への合流、ジョースターの抹殺、そして禁呪の謎を解くことと言ったところか。 幽助が走ってきた方向を考えれば、DIO様がお待ちしているのは、D-3の市街地のことじゃろう。 ここからは距離があるにしろ、そこまで行くことには、何ら問題はない。 問題があるとすれば…………それはこのまま何の手土産もなしに、DIO様の元に訪れていいかということじゃ。 ただDIO様への元に赴く。そんなことは誰だって出来るし、それ故にそれをするだけでは単なる有象無象と同じでしかない。 仮にもあの御方の御側で仕えさせてもらっている身のこの私が、そのような評価を得るわけにはいかないッッ!!! そこらの配下と同程度の存在と思われては、我慢がならん! 無能とあの御方に蔑まされるのは、とても許せるものではない! 何が何でもDIO様を喜ばせるものを、お持ちしなければ、この私の沽券にも関わる……ッ! …………ジョースターの首を獲れば一番なのじゃろうが、肝心のジョースターがどこにいるかなど、見当もつかん! ……となると……現状では、これが精一杯かのう……口惜しいが) エンヤは地図を広げ、現在地と放送された禁止エリアを見比べた。 そしてそれを確認すると、後ろにいたミッドバレイに向かって、事も無げに言い放った。 「ミッドバレイ、おまえには禁止エリアに入ってもらうよ」 【一日目 朝】 【現在地 D-6】 【ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク@トライガン・マキシマム】 【状態】全身穴だらけ、ナイブズへの恐怖、エンヤへの恐怖、生への絶望、正気がヤバイ 【装備】ミッドバレイのサックス@トライガン・マキシマム 【道具】ランダム支給品、支給品一式 【思考】 基本 死にたい 1. 死にたい 【エンヤ@ジョジョの奇妙な冒険】 【状態】健康、憎しみと怒りで心が一杯 【装備】木の棒(現地調達) 【道具】なし 【思考】 基本 DIO様に組するもの以外は皆殺し 1. ミッドバレイを禁止エリアに突っ込ませて、禁呪発動の仕組みを探る 2. DIO様の元へ向かう 3. ポルナレフは絶対に殺す 4. ジョースターの家系も根絶やしにする 【備考】 ※正義(ジャスティス)でフェイトとバランの死体を操っています ※正義(ジャスティス)でミッドバレイを操っています ※参加者間による世界観、時間軸のズレはバーンの能力によるものだと思っています ※ミッドバレイ、浦飯幽助の仲間と敵の情報を得ました 【フェイト・T・ハラオウン(死体)@魔法少女リリカルなのは A's】 【状態】死体、穴だらけ 【装備】ハサミ@ジョジョの奇妙な冒険 【道具】ランダム支給品×2、支給品一式×2 【バラン(死体)@DRAGON QUEST-ダイの大冒険】 【状態】死体、穴だらけ 【装備】なし 【道具】なし 【浦飯幽助@幽遊白書】 【状態】健康 、肉の芽による洗脳 【装備】拡声器@オリジナル 【道具】武器支給品、支給品一式 【思考】 基本 バーンをぶっ倒す、DIOに忠誠を示す 1. 皆をDIOの所へ呼び込む 1. 仲間と合流 2. 戸愚呂と対決 【備考】 ※名簿は引き千切られて捨てられました ※リヴィオの仲間と敵の情報を得ました ※ジョースター一行とDIOの部下の情報を得ました ※肉の芽はDIOへの忠誠を高めるだけのものです 082 Stop and Stare BACK NEXT 084 Something about You 052 In too Deep エンヤ [[]] 052 In too Deep ミッドバレイ [[]] 082 Stop and Stare 浦飯幽助 084 Something about You
https://w.atwiki.jp/jojotoho_row/pages/165.html
ヴァニラ・アイス Vanilla Ice 登場作品 ジョジョの奇妙な冒険 第3部「スターダストクルセイダース」 種族 人間(後に吸血鬼化) 性別 男性 一人称 おれ、私 特殊能力 スタンド「クリーム」 「ひとりひとり、順番に順番に このヴァニラ・アイスの暗黒空間にバラまいてやる」 概要 DIOの腹心であり、(ヌケサクを除けば)作中最後の「DIOの刺客」である。 ASBでのCVは吉野裕行。 テレンス・T・ダービーさえも倒したジョースター一行を葬るべく出撃。 当初は人間だったようだが、前述の首を刎ねた際にDIOの血で吸血鬼として復活した。 ポルナレフ、アヴドゥル、イギーの3人と闘い、アヴドゥルを瞬時に殺害。 スタンド「クリーム」、そして不死身の肉体を持ってポルナレフとイギーを追い詰めるも 命を賭けたイギーの捨て身の援護、そしてポルナレフがヴァニラを吸血鬼と見抜いたことで敗北。 ヴァニラは自身が吸血鬼になっていた事に気付いておらず、日光を浴びて消滅した。 外見 ウェーブのかかった紫色の長い髪、紫色のレオタードにも似た服装とジャケットを着ている。 至る所にハートのアクセサリーを身につけている。 性格 普段は冷静沈着で落ち着き払っているが、DIOに絶対的な忠誠を誓う狂信者である。 DIOに血を捧げる為に自ら首を切り落とす、自身にDIOの像を破壊させたイギーに激怒し徹底的に嬲るなどその忠誠心はもはや狂気の域に達している。 能力 クリーム 破壊力―B スピード―B 射程距離―D 持続力―C 精密動作性―C 成長性―D 近距離パワー型のスタンド。 スタンドの口は「暗黒空間」に繋がっており、それに触れたものは跡形も無く消滅してしまう。 本体のみが暗黒空間の影響を受けず、その中に入り込んで身を隠すことが出来る。 スタンドが口の中に自らの身体と本体のヴァニラを捩じ込み、全身に暗黒空間を纏って突撃することが可能。 ただしヴァニラは暗黒空間から顔を出さない限りは外の様子を伺うことが出来ない。 +本ロワにおけるネタバレ 本ロワにおける動向 初登場話 018:愛し君へ 死亡話 :[] 登場話数 4話 登場時期 ジョジョ26巻、DIOに報告する直前 スタンス マーダー(DIO奉仕) 詳細 初登場は第18話「愛し君へ」。参戦時期の関係上、肉体は人間の状態。 殺し合いが始まるや否や、忠臣であるヴァニラは一切の躊躇い無くDIO奉仕のマーダーとなる。 名簿にてDIOの部下の名、ジョースターや空条の姓が複数見受けられることに気付くも特に意に介さず。 そのまま彼は、現在位置から最も近い「GDS刑務所」へと移動を開始した… 第47話「名前のない怪物達」にて刑務所内に滞在していたジョニィ・ジョースター、宇佐見蓮子を強襲。 ジョニィが戦闘を買って出たことによって蓮子を逃がしてしまうも、 スタンド「クリーム」の圧倒的な能力を以て彼を追い詰めていった。 第58話「Stand up~『立ち上がる者』~」では戦闘の最中、ジョニィが星型のアザを持っていることに気付く。 ジョースターの血族であるジョニィへの憤怒を露にし、彼を徹底的に嬲り殺そうとした。 …のだが、蓮子より事情を聞いた射名丸文が乱入。 幻想郷最速の文、黄金長方形を見出し爪弾を進化させたジョニィの連携に押されていく。 最終的に撤退へと追い込まれ、片腕を喪うという苦い結果になった。 しかしヴァニラに支給された『聖人の遺体』の部位は、彼も気がつかぬうちに欠損した片腕部分と同化していた… 第97話「進むべき道」にて、GDS刑務所に訪れたチルノと古明地こいしに接触する。 DIOに忠誠を誓う彼女らにジョニィのスタンド能力の詳細を伝え、その討伐を託した。 主が何を考え、何を目指しているのかはヴァニラには計れない。しかし主が望むことを自分はやればいい。 死の覚悟ではなく生きる覚悟をもって全力で望むだけでいい。かくしてヴァニラは動き始める。 目指すはジョースター邸。憎き一族の名を冠するその館にて、次なる獲物を探すために。
https://w.atwiki.jp/justicerowa/pages/259.html
幸せは歩いてこない だから歩いてゆくんだね ◆JR/R2C5uDs 一日一殺 三日で三殺 三人殺せば ご褒美だ♪ んん、まって、新ルールは2日間限定だ。一日一殺じゃとても間に合わないよ。 さっきの放送で…あと何人いるんだっけ? …まあ、いいか。 別に全員殺さなきゃならないわけじゃないし、それより何よりもユッキーは、『ただ生き残れば良い』だけなんだしね。 ユッキー。 知ってるよ、今、変な女と一緒に居るんだよね。 あと、キモい変態コスプレ親父。 とりあえず危険じゃないってのはすごく安心。 でも、忘れちゃ駄目だよ。 ユッキーの恋人は私だけだし、私の恋人もユッキーだけ。 そんな女は必要無いんだから、すぐに追い出しちゃわないとね。 どんな手を使ってでも♪ ◆◆◆ 我妻由乃にとって、これは二度目の人生だ。 いや、人生、ですら無い。 彼女の人生は、未だ始まっていない。 いわば、今の彼女は、得るべき人生の下準備をしている最中であり、その二巡目なのだ。 一度クリアしたもののバッドエンドを向かえたゲームのようなものだ。 終わり方が納得できないから、今、二巡目をプレイしている。やり直しをしている。 だから、前よりも巧くできるし、今度こそ望むべきハッピーエンドを迎えられると信じている。それが、彼女の夢であり希望である。 そして同時に、だから彼女は、他者の命に頓着しない。 ゲームをするときに、クリア条件を満たすために必要なキャラクター以外どうだって構わないのと同じだ。 何より、『どうせやり直せば、死んでようが生きていようが同じ事』なのだ。 彼女が望むハッピーエンド。そして、彼女の『真の人生の始まり』に必要な存在はただひとり。 天野雪輝。 彼だけなのだから。 跳躍する。常人ならぬ速度で、常人ならぬ飛距離を、ローズピンクのひらひらとしたスカートが舞う。 その左手の先が打ち抜くはずであったそれがすんでに消え、空を切った。 速い。避ける、でも無い。ほんの少し、ただほんの少し姿勢を変えた。そのようにしか見えない動き。 しかし体勢は崩さない。その程度は予測済み。 右脚でその腹を蹴る。常人ならひとたまりもないであろうその蹴りは、僅かに衝撃を与えた程度か、その勢いで由乃は後方に半回転しつつ着地する。 暗く、寒々しい下水道の中で、夢と希望を心に宿した少女は、野心に身を焦がし人を辞めた男と対峙していた。 「ふうむ…成る程。これが君の力か」 余裕ぶった態度が気に入らない。 身体能力は本郷と互角かそれ以上か。しかしえもいわれぬ不気味な雰囲気は、その真逆。 あちらが抜き身の真剣、鋼の意志を持つ男とするならば、こちらはドブ泥の奥に潜む魔人だ。 しかし、由乃にはまだ手はある。 支給品にしろ、プリキュアの能力にしろ、手の内はほとんど見せていない。『これが君の力か』? 笑わせないで、こんなのまだ序の口よ。 「邪魔しないで」 取り合う気などさらさらない。この男は本郷と同じ、『ただの障害物』。 由乃にとって、自分の真の人生を邪魔する、新たな『中ボス』程度の存在だ。 再び距離を詰める。 男はそれに応じる気配も見せず、堂々と腕を組んだままだ。 「邪魔? 私が、君の一体何を邪魔するって?」 寸前でサイドステップ。 「成る程、君は勘違いをしている様だな」 さほど広くない下水道の壁を蹴る。 「君には何か目的が…いや、目当ての誰かが居るようだね」 すでに由乃は男の頭上にいる。宙を舞い反転、そのま膝を脳天に打ち込む。 「そうだな…一つ、聞くが…」 男が頭を動かして避ける。避けたその先を、右手に隠したナイフが襲う。 奪った支給品の中にあった一つ。 それは、ナイフと呼ぶには大きかった。肉厚で、重く、湾曲した内側に鋭く研ぎ澄まされた刃を持っている。 ククリナイフと呼ばれるそれは、むしろ山刀や鉈に近い重さと切れ味で、山野で立木を切り落とすのにも使う、熟練者が使えば肉を裂き骨をも砕きうる武器。 技術的には劣るが、今の由乃の力であれば、頭蓋をバターの様に切り開く事すら可能だろう。 着地した。 手持ちのカードをほとんど使わずに勝利した、と、その勇士をユッキーに見せたいほどだ。 そう誇って背後に視線をやると、間抜けにも男は、二枚に下ろされた頭部を両手で合わせようと藻掻いている…ように見えた。 「ん…んん~、少し、ずれたかな?」 その声を、聞くまでは。 ◆◆◆ DIOにとって、これは二度目の人生だ。 最初の人生…つまり、ただ目端の利くだけの猪口才な若造、ディオ・ブランドーであった人生は、とうの昔に終わっている。 あの日、あの瞬間。 自らがジョースター家を乗っ取らんとするために仕掛けた数々の策略を、ジョナサン・ジョースターに看破され、追いつめられた最後の頼みに、古代文明の残した遺物、石仮面を被り『人であることを辞めた』そのときに、彼は新たな人生のステージに進んだ。 人ならぬ者。人を超越した者。 人の生命を糧とする支配者、吸血鬼、としての人生を。 その人生も、ジョナサンとの戦いによって早々に一時休止とはなったのだが、何れにせよ今の彼は、吸血鬼であり、スタンド使いであり、正に帝王である。 DIOにとって、全ての人間は『食料』に過ぎない。 勿論、中には有用な人間、DIOに忠誠を尽くす人間もいる。魂において、友情に近い触れあいを得られる者もごく稀にいる。 それらを支配し利用するのも彼の役目だが、それは『食べるための家畜』と、『飼育、或いは愛玩するペット』の差のようなものだ。 人は鶏を喰い豚を喰い牛を喰う。 人は犬を飼い猫を飼い鳥を飼う。 もはや人ではなくなったDIOにとって、この世界に存在するあらゆる人間は、そういう分類によってのみ分けられる対象でしかない。 今、DIOはこの目の前に少女が、どちらに分類できる者かを見定めようとしていた。 始めに出会った少女は、ただ怯えおののくだけの『食料』に過ぎなかった。 次に出会った少年には、利用価値も感じられたが、すでに死んだらしい。 その次、機械の身体を持った男は、『害獣』である。ジョースターの血統、或いはアブドゥルやポルナレフ、花京院などと同じ。 『恐怖を克服して、闇に立ち向かう黄金の意志』を持った、排除すべき害獣、だ。 では、この少女は? 躊躇無く攻撃を仕掛けるその精神。相手を殺す事を厭わぬ漆黒の殺意。そして、おそらくは何らかの外的要因で身につけたであろうずば抜けた身体能力。 これは、『有用な狩猟犬』だ。 DIOが二度目の人生において最初に学んだことは、己の策略のみに頼らず、力と恐怖、そして欲望を刺激することで、人間を支配し利用するという事だ。 「君は、天国を信じるか?」 DIOは聞く。 切り裂かれた頭部が少しずれていたのを直し、安定した視線の先に居るのは、1人の少女。 畏怖、混乱、恐慌。 それらがぐるぐると目の中に浮かんでは消え、渦巻いている。 吸血鬼となったDIOの、脅威の再生力。 太陽光か、或いは太陽光と同じ波長を持つ波紋エネルギーを浴びせられぬ限りは、DIOの肉体は首だけになっても死なず、生き延びる。 正に、不老不死、だ。 その脅威をまざまざと見せつけられ、少女は戸惑う。 斬っても死なぬ、撃っても倒れぬ。 そんな相手にどう立ち向かえば良いというのか? 「天国…言い替えれば、人の求める幸福のありか…。それは一体どこにあると思う? 君にとっての幸福…天国の扉は何だ…?」 DIOは問う。問いつつ、少女の目を覗く。 暗く、血塗られた夢を求める、濁り腐った輝きに満ちたその目を。 「…あんたに関係無いでしょ。それが何だっていうのよ」 由乃が会話に乗ったのは、それが相手の手と知りつつも、乗るしかないという判断からだ。 問答を仕掛けると言うことは、今殺すことよりも別の目的がある。 少なくともこの場合、不意打ちを仕掛けるためではない何らかの目的が。 であれば、ここで乗ることは、状況を整理し次の手を打つ時間稼ぎにもなる。 「私は、天国を目指している」 DIOが言う。 だったら勝手に死ね、と、常ならばそう吐き捨てていたかも知れぬ言葉だが、今の由乃はそんな憎まれ口をきいてる余裕は無い。 「天国というのは、別に死後の世界の事じゃあない。私は、より多くの魂を所有することこそ、その天国への扉ではないかと思っている」 距離が、少しずつ、狭まる。 「分かるかい? 絶対なる幸福、絶対なる安心……」 あと数センチ…いやまだだ…あと…。 「私なら、君たちにそれをもたらす事ができる」 言葉が終わるか終わらぬかのうちに、光の蝶が、暗闇を貫く。 やったか? 由乃が「プリキュア・ドリーム・アタック」の叫び声と共に掌から放った光は、圧倒的熱量を伴い下水道の闇を駆け抜けて、遠くの壁を破壊した。 そこにはあの男の痕跡すらない。 その刹那、息も掛かるほどの背後から男の声。 「…今のは、ちょっとばかり冷や汗をかいたぞ」 避けた!? あの技を!? しかしまだだ。避けられる可能性は想定済み。その後、避けたら近接を取られる可能性は半々。しかしそれに賭けた。 左手に隠していたのは小さなスプレー。 10㎝ほどの円筒状の小瓶は、一見ただの香水瓶であったが、違う。 これは、南米の特殊な植物から精製された『ゾンビルーツのスプレー』だった。 一時的に人の自由意志を奪い、支配する事の出来るガスなのだ。 それを、振り向き様に男の鼻先に吹きかける。 吸った! 間違いなく、吸った! すかさず後ろに飛び退く。効くまでどれほどの時間が掛かるか分からぬ。右手のククリナイフを逆手に構え、警戒する。 今ここで止めを刺すべきか? だが、このゾンビルーツの効果も確認しておきたい。もし説明書き通りのものなら、使い方次第で強力な切り札ともなり得る支給品だ。 その一瞬の逡巡が、全てを決めた。 ◆◆◆ DIOは、基本的に女という存在を信用していない。 たしかに、ミドラーやマライア、DIOにスタンドの存在を教えた占い師のエンヤ婆など、部下の何人かは女だ。 しかし本当に身近に置き、近辺を任せられるほどには、女の部下を重用はしていなかった。 不老不死となったDIOにとって、女という性はあまり必要ない。子孫を残す意味がないからだ。 子をなす、子孫を残す、というのは、自己保存本能の別の表れである。 自分自身という個が永遠に存在し得ないからこそ、自分の複製を代わりに残すのだ。 気まぐれに、食料として調達した女の何人かと交わってみたこともある。 そのうち何人かは子が出来たかもしれない。しれないが、そこに何ら感慨もわかず、DIOはそれ以降その女共のことを忘れた。 愛だ、という。 ジョナサン・ジョースターと結婚したエリナ・ペンドルトンもかつてそう言っていた。そしてエンヤ婆もそう言っていた。 DIOがそれらを評するならば、執着、である。 エンヤ婆は自分の子、J・ガイルに執着していた。それはやはり、いずれ死すべき定命の者の執着であり妄執だろう。 別にそれらを無価値だとは言わない。利用できるからだ。しかし同時に、崇高で高邁な価値観だとも思わぬ。 息子に異常な愛情を注いでいたエンヤ婆は、まごう事なき邪悪であった。 息子のためであれば、誰であろうと殺し苦しめ破壊し蹂躙しようと、一切気にもとめない。 そしてこの少女、我妻由乃も又、DIOにとってはエンヤ婆同様に見事なまでに邪悪であった。 愛そのものに価値があるのではない。 愛という名の欲望によって何を成すか。そこで行われる行為にこそ、DIOが求め必要とする価値があった。 「もう分かっているだろうが、私は不老不死だ。何者にも倒されない」 四肢を裂かれ、五体を切り刻まれようとも、その傷は修復され元に戻る。 「毒だとか薬だとか、そんなもの通用しない」 波紋エネルギーを血流を操ることで体外に排出した様に、毒や薬を注射、吸入させられても、それと気付けば体外へ排出できる。 「そして、君たちにその力を分け与えてやる事だって出来る」 ゾンビ化するエキスを注入することも出来るし、DIOの血を与えることで、DIO同様の吸血鬼とする事も出来るし、――― もっとおぞましい事すら出来る。 「ただ、誓えば良い。 このDIOに永遠の忠誠を誓えば、君たちの『幸福』は、私が保証してやろう…」 ◆◆◆ 「DIO様♪」 雪輝を『ユッキー』と呼ぶときと同様か、或いはそれ以上の甘い声で、由乃はそう呟く。 暗い下水道の中ではあるが、彼女の見据える未来は明るい光明に満ちている。 いかなる原理で止まってしまうか分からぬ為、また、速度は出るが音などからも日が昇り始めれば目立ちすぎる為、やむなくバイクを乗り捨て隠してから、由乃が取った新たなルートは下水道だった。 この街は通常のものとは違っているとは思っていた。この下水道とてきちんと繋がっている保証はない。だから、一種の賭でもある。 あの本郷もここまでは追ってこないだろうし、うまく行けば下水道にいるはずの雪輝への直行便ともなる。だがもし、島まで繋がっていなければ無駄足である。 しかし由乃はそれに賭け、そして『勝った』。 DIOと出会えたのだから。 由乃は知らぬ事だが、DIOは二度、己のスタンド、『ザ・ワールド』の能力で、時を止めた。 一度目は、由乃の放ったプリキュア・ドリーム・アタックを避けた際。 二度目は、一度は不意を突かれ吸入してしまった『ゾンビルーツのスプレー』の成分を体外に排出し、同時に由乃へと『肉の芽』を植え付けたとき、だ。 DIOは、由乃の能力を『有用』だと思い、そして由乃の欲望、底知れぬ血塗られた希望に、『価値』を見いだした。 吸血鬼となったDIOの細胞の一部である『肉の芽』は、それを脳へと植え付ける事で、『DIOへの忠誠心』を喚起させる。 全ての者に通用するとも限らぬし、元々の性格を激変させるまでには至らない。 しかし、『欲深で邪悪な者』であれば、その効果は絶大だ。 由乃は猟犬としての素質がある。彼女の言う『ユッキー』というエサを投げ与えれば、実に見事な働きをするであろう。 それにまた ――― 雪輝が持っているという、『未来日記』。 時を止める『ザ・ワールド』に、未来を予知する『無差別日記』。 この組み合わせは、正にDIOにとってはより確実な勝利をもたらすものではないか? DIOは、下水道の中で一枚の地図を見つけていた。 恐らくこの実験の主催者が用意したのであろうそれは、この下水道の地図であり、それによれば下水道は、地図上にあるほぼ全ての施設に通じている。 橋の下に、一直線に島へと繋がる経路があったのだ。 由乃は、DIOの強さ、不死性を認め、彼の提案に乗ることこそが最善だと思った。 その判断の半分以上は、時を止められ、知らぬ間に植え付けられたDIOの『肉の芽』によるものであることには、当然気付いていない。 『ユッキー』の存在を至上とする由乃のセカイの中に、新たに起立したDIOという支配者は、少なくとも今現在は矛盾することなく共存している。 彼女はDIOに相談し、DIOはそれに応えた。 仮面ライダー、本鄕とその同類の事も話し、愛しい雪輝とその周りで起きたこと、また『未来日記』とそれに纏わる殺し合いの事も話した。 DIOはそれら全てを聞き、その上で「何の心配もない」と保証してくれた。 そうだ、DIO様なら、本郷だろうと奇っ怪な鎧の怪人だろうと、恐れる必要は無い。 由乃の中の不安と恐れを、DIOは全て払いのけた。 そして、DIOに教わったとおりに、下水を進んで雪輝を探す。 探して、言われたとおりの場所へと連れて行き、『保護』する。 由乃は今、これまで以上の希望に満ちている。 愛するユッキーを見つけ、DIO様と共に邪魔する者を蹴散らし、そして『天国』…由乃にとってそれは、『ユッキーとの幸せな人生』への扉をくぐる。 それが、新たなゲームでの『HAPPY END』 への、最短攻略ルートだ。 同様に、未来日記を与えられた後継者候補であり、そしてこの実験へとかり出された者達のうち、平坂黄泉と雨流みねねは、かつての戦いと今回の実験の違いを、「意に介さなかった」。 みねねにとって闘争と殺戮こそが人生そのものであったし、平坂にとっては己の正義を実現さえ出来れば、それがどんな場であっても構わないのだ。 天野雪輝は、というと、彼はその違いに気付かなかった。彼の本質はあくまで日常の傍観者であり、闘争も殺戮も全て非日常である。だから、『神選び』と『実験』の違い、その根本的差異についてまで、意識が回らない。回せる余裕もない。 由乃は ――― どうであろうか? 本来、彼女の求める『HAPPY END』 は、神の後継者選びというルールの中で得られるもののはずであった。 雪輝を神にする事がその攻略法であり、そうすれば全てのおぞましきこと、疚しきことも、赦される。いや、無かったことにすら出来るはずなのだ。 すでに今、この『実験』と称する殺戮の場は、その道から大きく外れている。かつてあった因果律の外へと、連れ出されてしまっている。 その事に、彼女は無意識にも気付いている。気付いているが、だからと言って ――― 今更元へは戻れない、戻れるわけがないのだ。 だから、我妻由乃は進む。 以前よりもさらに、後戻りのきかぬ道、やり直しのきくはずもない道を選んで進む。 腕を振って、脚を上げて、ひたすらどす黒く血に塗れた道の果てに、夢と希望を託し続けて。 幸せは歩いてこない だから歩いてゆくんだね 一日一殺 三日で三殺 三人殺せば ご褒美だ 人生は ワン・ツー・パンチ あせかき べそかき 殺そうよ あなたの歩いたその跡は きれいな血の花咲くでしょう♪ 歩くリズムに合わせて、昔聞いた気のする古い歌を小さく口ずさんで、再び「DIO様♪」と呟く。 それから少しして、「ユッキー♪」と呟いたとき、彼女の意識に微かなノイズが走った気がしたが、やはりすぐにそれを忘れた。 【F-5周辺/下水道内:朝】 【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】 [属性]:悪(Set) [状態]:健康 絶好調 左肩に火傷痕 疲労(小) [装備]: [持物]:基本支給品一式 不明支給品1~3 下水道の地図 [思考・状況] 基本方針:帝王はこのDIOだッ! 1:日中は地下にヒキコモリ予定。 2:下僕の我妻由乃! 天野雪輝の『無差別日記』! この二つが揃えばさらに無敵ッ! 3:ルンゲを見かけたら殺害する。 4:Dr.テンマ、ニナを見かけたらヨハンの事を教える。 [備考] ※参戦時期はヴァニラ・アイス死亡後。 ※山村方面に、ダグバが逃がした参加者がいる事を知りました。 ※DIOが由乃に指定した「雪輝を保護する場所」は、後の書き手判断で。 【H-6/下水道内:朝】 【我妻由乃@未来日記】 [属性]:その他(Isi) [状態]:健康、キュアドリームに変身中、肉の芽による洗脳中、アカルイミライ [装備]:雪輝日記(レプリカ) 剃刀 コルトパイソン(残弾3/6) ピンキーキャッチュ@Yes!プリキュア5シリーズ ククリナイフ@現実 [道具]:基本支給品×4、支給品(確認済み)×0~6 アストロライト液体爆薬入りの小瓶@現実×6 マッチ箱@現地調達 ゾンビルーツのスプレー@バットマン [思考・状況] 基本方針:DIO様と共に勝ち抜いて、ユッキー(天野雪輝)と共に生き残る。 1:東南市街地の下水道内でユッキーを探し、DIO様の指示した場所で保護する。 (雪輝の意思は問わない) 2:邪魔をする人間、ユッキーの敵になりそうな奴は排除する。本郷猛は必ず排除する。 [備考] ※バギブソン@仮面ライダークウガ は、F-4、コロッセオ周辺の市街地辺りに隠してあります。 【支給品紹介】 【ククリナイフ@現実】 刃渡り20㎝ほど。くの字型に湾曲した内側に刃のある、内反りの湾刀。 【ゾンビルーツのスプレー@バットマン】 ポイズン・アイビーが、南米原産の稀少植物のエキスから抽出加工した催眠洗脳効果のあるエキス。 このエキスをスプレーしかがされた者は、しばらくのあいだ自由意志を失った催眠状態になり、他者の命令に従う。 10㎝ほどの小さな香水瓶に入れられており、量は少ない。 (どの程度の時間、どの程度の命令までを聞くかは不明) 時系列順で読む Back 「勇ましく剣を持つもの」 Next 聖闘士として 投下順で読む Back 「勇ましく剣を持つもの」 Next 聖闘士として 混沌の落とし子たちに捧ぐ僕からの鎮魂歌 DIO [[]] 仮面ライダー対プリキュア ジャスティスバトルロワイアルで大冒険! 我妻由乃 [[]]
https://w.atwiki.jp/jojoson/pages/971.html
エジプトに向かって 旅してた 傷ついてもいいから 前に 危険な旅だって 分かってる ただ後悔せぬよう 向かうのさ 信頼できるのは 自分だけで 友人なんていらなかった 僕の法皇の緑が 見える人はいないのだから 克服したい DIOに対する恐怖を 屈してしまった 自分許せない 乗り越えなくちゃ 何一つ変わらないと 分かっているのに 買われぬ僕がいる 誇らしげにかざしてた DIOへの忠誠心は 役に立たぬ未来へと 進むための嘘だった 自分の命かけてまで 救ってくれた承太郎に DIOの下にいる事は 間違いだと教えられたんだ 退屈な毎日に溺れていたんだ 気付いたら忠誠 誓ってた 悔しかった本当は 従属なんてね 望んでなかったんだ 誇らしげにかざしてた ヤツの悪のカリスマ性は 人を惑わすための まやかしのモノだった ホリィさんそして世界を 救うために旅立つJOJO 僕も同行するよ DIOの野望打ち砕くため 戦ってばかりじゃ 心の余裕なくしちゃうから たまに力を抜いて みんなと楽しむのも大事です 承太郎 ジョースターさん アヴドゥルさん ポルナレフ そしてイギー 皆の力を合わせて We are Stardust Crusaders We want to overthrow DIO We are Stardust Crusaders In the Bizarre Adventure We are Stardust Crusaders We were able to come across We are Stardust Crusaders My valuable fellows… こんな弱い僕の傍に 一緒にいてくれた 法皇の緑や仲間の励ます声が僕に勇気くれました 今になって分かったんだ 僕の法皇の緑は 世界を救うために 与えられた力なんだ 悪の帝王DIOの能力暴けるなら この命が朽ち果ててしまっても構わない 僕は走り出してた DIOの秘密を知るため 半径20mエメラルド・スプラッシュ放って 素晴らしきスタンド持ち 素晴らしき仲間を持った 最高の旅だった 一巡したらまた会おう 原曲【ガゼット「未成年」】 元動画URL【http //www.nicovideo.jp/watch/sm1184700】
https://w.atwiki.jp/msbr/pages/104.html
Studio D.IO! ◆YwLV7iJ2fw 草木も眠る丑三つ時。満点の月と立ち並ぶ街灯によって照らされた夜の車道を、奇抜なファッションの二人の偉丈夫が歩いていた。 太陽に拒まれ、人の世の理(ことわり)に逆らいし夜の住人、吸血鬼。 自ら望んでソレになった男の名は、ディオ・ブランドー。通称DIO。 そのDIOの手によってソレになった事に歓喜し、二つの意味で同じ道を歩むのは、彼の忠実な従者、ヴァニラ・アイス。 二人が宿敵を待ち受けていたはずの館から、突然この殺し合いに参加者として放り込まれてより、約三時間。 宵の内に日の光の射さぬ拠点を求めて孤島の砦跡を後にし、支給されたカヌーで海を渡り、本島に上陸してからは市街地へと歩き続け、 しかし彼等は――他の大多数の参加者にとってもだが――幸運な事にその間誰にも遭遇する事無く、最初の目的地候補の一つと定めていた放送局まで辿り着いていた。 これは彼等が、もう一つの候補であった警察署までの道程は完全に拓けており、他の参加者との接触する可能性が高く、 それによって少しでも拠点到達が遅れる可能性を危惧し回避した事にも起因していた。 彼等の名誉の為に言わせてもらえれば、DIOにしてもヴァニラにしても、そこいらの人間に遅れを取るような事など無いのだが、 その自分達がこうして拉致されて“殺し合い”などという催しに参加させられている以上、支給された名簿の中に彼等の宿敵たる者達の名前が無くとも、 他の参加者に油断できない実力者ないしはスタンド使いがいないとは限らないと考えるのは当然の事だと言えよう。 まあ実際には、他の参加者にはスタンド使いなど一人もおらず、しかしそれ以外の実力者は何人もいるので、この判断はそこそこに的を射たものだったと言えた。 ともあれ、二人の吸血鬼は無事に当面の拠点となる予定の放送局への進入を果たした。 ◇◇◇ 「フム。エジプトの屋敷や先の砦跡に比べると、なかなか頑強にできているな」 エントランスの白塗りされただけのセメントの柱をコンコンと叩きながら、DIOが僅かに感心したような声で言う。 100年の時を経て(彼にとっての)現代に復活した彼だが、復活から現在でに至るまでは更に四年もの歳月が流れている。 その間にそれなりに現代の文明に触れ学んではいたものの、こと自分の生活空間に於いては、それに触れるのはこれがほぼ初めての事だった。 エジプトでの拠点たる洋館もかなり前時代の代物だったので、リノリウムの床やセメントの柱は彼にとって些か珍しい物なのだろう。 その傍らではヴァニラが、壁面に貼りだされた放送局の案内図を頭に叩き込んでいた。 「DIO様。二階に仮眠室があるようです。夜明けも近い事ですし、まずはそちらでお休みになられては如何かと」 「うむ」 忠実なる従者の主を慮っての申し出に、DIOもそれを良しとして頷き、二人で二階へと向かった。 ちなみに案内図によると、この放送局はそれほど大きな建物ではなく、総階層は地上四階までしかない。 内訳だが、まず一階は全体の三分の一がエントランスで、残るスペースは大倉庫、食堂、配電室。 二階は会議室、仮眠室、局長室及びそれに併設された局長の私室。 三、四階は完全に同じ構造で、それぞれラジオ用のスタジオ及びスタッフルーム、そして小さな控え室が八部屋ずつとなっていた。 ちなみに、トイレはちゃんと全ての階に男性用女性用があり、エレベーターや階段、非常階段も二つずつ設置されている。 本来この手の施設案内板は関係者しか立ち入れないスペースをここまで詳しく記載はしないものだが、この放送局は殺し合いの舞台にあるという特性上、 施設を余すところ無く利用させようといった意図があるのか、そういったスペースまで一切の抜かりなく記載されていた。 ◇◇◇ 「このDIOが……こんな寝所で眠れるかッ!!」 「おのれ八雲紫!! またしてもDIO様を侮辱しおって!!!」 二階の仮眠室に到着した二人は室内を一目見るなり、いきなり怒りを爆発させた。 別に、部屋が汚かったりとか、設備が不十分だったとかではない(綺麗でもなかったが)。 彼等の――より正確に言えばDIOの感性とプライドに、部屋の造りそのものと、用意された寝具が相応しくなかったのだ。 その部屋の床には一面ジャパニーズTATAMIが敷き詰められており、その上には何組かの煎餅布団と小さな枕が鎮座ましましていた。 どうせ実際に寝るのは棺の中だからまあいいか、なんて考え方は、残念ながらこの二人にはできなかった。 「DIO様に貴様等薄汚い東洋人のように床に這い蹲って眠れと言うのかあのクサレビッチがァーーーーーーーーッ!!!!」 特に、DIO本人よりも彼を怒らせた事に対するヴァニラの怒りは半端ではなかった。 即座にクリームを喚び出すとその中に入り、仮眠室中を片っ端から暗黒空間に飲み込んでいった。 煎餅布団はもとより、部屋の壁から床、天井に至るまでが次から次へと円形状に削り取られて消滅していく。 勿論、DIOを巻き込まないように予め軌道を考えて動きながらだ。 かくして、ものの一分も過ぎる頃には、仮眠室の八割方が消滅してしまっていた。 部屋の全てが齧りかけのレンコンのようになっており、眼下には一階の倉庫が見え、天井を見上げれば三階のスタジオが、 右を向けば水色のタイルの男性用トイレが、左を向けば――それはそれは豪華なベッドが存在する、一際立派な装飾がなされた部屋が覗いていた。 「フン。ちゃあんとこのDIO様に相応しい部屋があるではないか」 少しだけ口の端を吊り上げ、DIOは満足そうに呟いた。 言うまでも無いがこのベッドのある場所は、案内図にもあった、局長の私室である。 風通しが現在進行形でよくなりつつあるものの、DIOはこの私室を自分の寝室とする事にした。 ◇◇◇ ややあって、仮眠室を完全に「仮眠室があった所」にし終えたヴァニラがクリームの中から出てきた後、 結果的にDIOの寝室の壁をも破壊した事になってしまったと知り、どこぞのうっかり侍よろしく、再び首を刎ねて詫びんとしたがDIOに諌められ、 寝室への棺の運び入れと外敵の接近が無いかを見張る役を命じられた為、棺を私室に運んび込んだ後、周囲を見渡せる屋上へと昇って行った。 一方DIOはと言うと、すぐに休みをとる事はせずに、無事だった方の四階のスタジオへと足を運んでいた。 壁に掛けられた時計の示す時間は午前四時前。日が昇るまでにはまだもう少し余裕があるので、休む前にやっておきたい事があったからだ。 「防音設備は問題なく整っているようだな。では、一つ試してみるとするか」 そう言ったDIOの両手には、最初に背負い袋から取り出してヴァニラに献上された、支給品の武器と防具がそれぞれ握られていた。 ヴァニラはスタンドがあるのだから全く必要無いと断じていたが、DIOの方はそう思ってはおらず、 寧ろ、スタンドと組み合わせる事でより自分の力とならないかを模索しようとしていた。 実際――といっても既にほぼ在り得なくなってしまった未来の話ではあるが、DIOは宿敵たるジョースター家の一族、空条承太郎との一戦で、 戦場となった市街の商店で調達したナイフと自分のスタンド能力を組み合わせて、承太郎を窮地に追い詰めた経験が“在り得た”のだ。 もとよりDIOは慎重かつ頭も切れ、利用できる物は利用し尽くすという考え方を持っていた。 故に、これらの武具の使いどころを把握しておこうと考えるのは、彼にとっては至極当然の事なのである。 そういった経緯はさて置き、兎に角DIOはまずスタジオの片隅に、防具である青いドーム状の携行盾を立て掛けると、 少し離れた所からスタジオのマイク等の機材や備品やらを、少しずつ重い物にしながら、少しずつ勢いを増しながら投擲していった。 何をやっているのかと訊かれれば見ての通り、盾の強度テストをしているとしか答えようが無い。 それなりに強度があれば、そのまま普通に盾として使うなり胸元に仕込むなりして、いずれ訪れるであろう戦闘時に役立つやもと考えての事だった。 だが、そんなDIOの考えは、彼にとっていい意味で裏切られた。 「む?」 ある程度まで投擲の勢いを増した時、奇妙な現象が起きた。 それまで投げた物を単純に強度と形状で以って弾いていたその盾が、投擲されたマイクスタンドを「止めた」のだ。 まるで慣性を消されたかのようにマイクスタンドはぴたりと盾の表面で止まり、ごとりとその場に落下した。 奇怪な現象には色々と慣れているDIOだったが、無機物が超常の力を発揮するというのは、彼の知る限り『石仮面』と『弓と矢』、 後は些か変り種ではあるが、「本体の無いスタンド」であるアヌビス神ぐらいしか無く、僅かながら彼をも不思議に思わせた。 「フム…それではこれも試してみるか」 謎の盾の性能を更にテストせんと次にDIOが構えた物は、先程から携えていた武器。 アブトマット・カラシニコフ。別名AK-47。制式名称を7.62mmアブトマット・カラシニコバと言う、 世界で最も流通しているとさえ言われる歩兵用アサルトライフルである。 どのみちこの銃も試し撃ちをするつもりだったので丁度良いとばかりに、単射モードに切り替えたその銃口を盾に向け、DIOはトリガーを引いた。 一発、二発、ついでにもう一発と計三発の銃弾が、立て続けに盾へと撃ち込まれた。 勿論スタジオ内には銃声が響いたが、この音を外部に洩らさぬ為に、DIOはここをテストの場に選んだのだ。 果たして結果はと言うと、盾は一切傷付く事無く、着弾の衝撃で倒れる事すら無く、さながら己の力強さと描かれた翼の意匠を誇示せんと、その場に悠然と在り続けた。 撃ち込まれた弾丸は先程のマイクスタンドと同様に、盾の真下の床で転がっていた。 「ほう……見事だ。ではこれならどうかな!? “世界(ザ・ワールド)”! 時よ止まれ!!」 最後のテストとして、DIOは己のスタンド“世界”を喚び出し、その真価たる時間停止の能力を発動させた。 そして、“世界”の両の拳を矢鱈滅多に盾に叩きつける。 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!!」 近距離パワー型であるDIOの“世界”の破壊力は凄まじく、その一撃一撃が人体程度なら容易に貫いてしまえる。 その“世界”の能力である時間停止によって、止まった時の中で突きのラッシュを受け続け、衝撃を蓄積され続けた盾は――― 「そして時は動き出す」 ―――それでも尚、ただの一つの傷も生じさせずにその姿を保っていた。 この堅牢無比たる盾の名は『aegis=L(イージス=エル)』。ギリシャ神話に於いて、主神ゼウスが娘アテナに授けたとされる伝説の盾の名を冠されており、 とある世界の局地戦闘用戦略兵器に搭載されている、その名に恥じぬ逸品であった。 「ふ、フフ、フハハハハ!! 素晴らしいぞ! この盾は帝王たるこのDIOに“相応しい”ッ!! 八雲紫よ、なかなか面白い物を献上してくれたじゃあないか。少しだけお前の事を評価してやろう。……だが」 数時間前にヴァニラが思った事とほぼ同様の内容を口にしながら、上機嫌で盾を回収するDIOだったが、すぐにその表情には険しさが走った。 その原因は、先程のラッシュの際に彼が覚えた違和感にあった。 「時を止めれる時間が短くなっていた…。この私のスタンドに干渉したというのか…ッ!!」 この場に喚ばれるまでは確かに5秒ほど止めれた時間が、先のテストの時には2秒半ほどしか止めれなくなっていた。常時の凡そ半分である。 加えて、時を止めた事による体力・精神力の消耗も激しく、連続で時を止める事も難しそうだった。 「あの女……まさかこのDIOより強力なスタンドを持つというのか!? 或いはスタンドへの干渉を得手とするスタンド使いの仲間がいるのか……。ええい、どちらにしても忌々しいッ!」 怒りのままに手近にあった鍵付き棚を思い切り“世界”で殴りつける。 申し訳程度の止め具がひしゃげて外れ、衝撃で中からガチャガチャと音を立てながらカセットテープが雪崩れ落ちた。 「…フン、まあいい。今は判らん事を考えていても始まらんか。どれ、少しリラックスするとしよう」 部屋の隅にあったカセットデッキに目を留めると、DIOは適当にカセットテープをいくつか拾い上げ、デッキと一緒に寝室へと運び込んだ。 どうやら優雅に音楽鑑賞と洒落込むつもりらしい。或いは、現代の音楽に興味を示しただけかも知れないが。 基本的に好奇心旺盛なところのある男なのである。DIOという人物は。 ◇◇◇ 『BEAM my BEAM! わたしのヒカリと♪ BEAM my BEAM! あなたのヒカリ 愛ゆえにとぎすまされる♪―――』 「ほほう…なかなか乗れるリズムの曲ではないか」 『Faiien down♪ BLUE 青い空 どこまでも飛んでゆきたい♪ だけど飛べるのはあなた 私は飛べない――なぜなら―――』 「フフフフハハハハ最高に「ハイ!」やつだアアアアアアハハハハハハハハハハーッ!!!」」 『きもちのいいとことび出てる♪ ボクたちキミたちとび出てる♪ 神様が決めたコトなの…? ピクピクふるえて怖いよ…―――』 「ウリイイイイヤアアアッー! ぶっつぶれよォォッ!!!」 ドグシャア――――――z___ッ …全くの余談だがこの直後、DIOの傍らに置いてあったaegis=Lが、課せられた制限によりヴァニラの持っていた背負い袋の中へと戻り、 何があったのかと危惧して屋上から降りてきたヴァニラがDIOから事情を聞き、またしてもDIO様を侮辱したかとまたまたプッツンし、 その現況たるカセットデッキは、破片の一欠片も残さず暗黒空間にバラ撒かれてしまったとか。 【カセットデッキ@現実 再起不能(リタイア)】 【D-2/放送局/1日目-早朝】 【主:DIO@ジョジョの奇妙な冒険】 [主従]:ヴァニラ・アイス [状態]:健康 [装備]:セラスの棺、AK-47(残弾27発)@現実、AK-47のマガジン(7.62×39弾30発入)×3 [方針/行動] 基本方針:八雲紫を始末する。他の参加者に自分が支配者だと知らしめる。 1:そろそろ休みをとる。 2:他の参加者は倒すか支配する。 [備考] ※参加時期は26巻冒頭直後。その為、まだジョナサンの肉体は完全にはなじんでいません。 ※八雲紫をスタンド使いと誤認しています。 ※“世界”の時間停止に関する制限に気付きました。 ※aegis=Lの制限には気付いていません。 【従:ヴァニラ・アイス@ジョジョの奇妙な冒険】 [主従]:DIO [状態]:健康・吸血鬼、八雲紫への更なる怒り [装備]:背負い袋(基本支給品、折り畳みカヌー、aegis=L@そらのおとしもの(防御フィールド再発動可能まで残り二時間)) [方針/行動] 基本方針:八雲紫を始末する。他の参加者にDIOが支配者だと知らしめる。 1:外敵の接近が無いかを見張る。 [備考] ※参加時期は26巻冒頭直後です。 ※自分が吸血鬼になった事に気が付きました。 ※八雲紫をスタンド使いと誤認しています。 ※aegis=Lの制限には気付いていません。 [共通備考] ※D-2放送局二階の仮眠室が消滅しました。一階大倉庫、二階男性用トイレ、二階局長私室、三階スタジオの四室が素通しになっています。 【AK-47@現実】 1947年にソ連のミハイル・カラシニコフによって設計された歩兵用アサルトライフル。全長870mm。 セミとフルオートの切替射撃が可能で、約600発/分もの連射性を持つ。 【aegis=L(イージス=エル)@そらのおとしもの】 局地戦闘用エンジェロイド、タイプ⊿(デルタ)アストレアに搭載されている携行盾。 長時間の展開や前方以外のカバーが不可能といった欠点も持つが、発生される防御フィールドの強度はイカロスのAegisを上回る。 このロワでは従来の欠点に加え、以下の仕様・制限が課せられている。 aegis=L自体が一定以上の衝撃を受けるまで防御フィールドは発生しない。それまではただの頑丈な盾。 防御フィールドは発生から10分が経過すると一度解除され、一番近くの背負い袋に自動的に収納される。 ただしaegis=Lの装備者が背負い袋を所持していた場合は、その背負い袋は収納対象から除外される。 一度防御フィールドが発生し終えると、以後二時間が経過するまで防御フィールドを展開する事はできない。 前:ボーダーオブライフ 投下順に読む 次:探し人は誰ですか 前: 時系列順に読む 次: 前:このままではヴァニラさんも死んでしまう! DIO 次: ヴァニラ・アイス 次: ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/103.html
【警告】ブラクラサイトの為、検索する際は注意 登録タグ PC被害 コメントログ有りの記事 サイケ・点滅 ジョーク・ネタ ビックリ ブラクラ 危険度5 床にTBS 最古参ワード 殿堂入り いわゆる有名なブラクラ。 検索してページに入るとねずみ算式に増えるポップアップウィンドウ&ウィンドウが飛び跳ねたりしたのだが、現在はブラクラとしては稼働していない。 しかしgredの判定ではマルウェアが含まれている可能性があるため、閲覧の際には注意が必要だ。 また、画面にはスマイリーフェイスのマーク3つが配置されており、上には大きく「you are an idiot」の文字がある。 画面は白黒に点滅。また、「you are an idiot ha haha ha ha ha haaa ah hahaha haa.」という声も聞こえてくる。 翻訳すると、「おまえは大馬鹿者だ」。 またyouareanidiotbで検索すると有志が再現したものが出てくる。本家と同レベルの危険性のため要注意。 余談だが、本家Flashの文章の右下には小さく「!」が付いている。これはウイルスソフトに危険なサイトに検知されないようにするため。 pivpiv dkと検索すると背景が激しい点滅するYou are an idiotのサイトがヒットする。 分類:殿堂入り、PC被害、ジョーク・ネタ、サイケ・点滅 危険度:5 コメント ネタダウがなら多分大丈夫 -- ふぇふぇふぇ (2024-05-24 10 09 54) これタスクマネージャーでイチコロじゃないのか? -- 検索大好きニキ (2024-06-01 16 36 24) 床にTBS☆ -- 名無しの太郎 (2024-06-09 16 45 46) 床にTBS!! -- 検索大好きニキ (2024-06-22 12 57 07) これ危険度5も無いだろ -- 名無しさん (2024-06-23 19 36 41) 床にTBS!!!!!!!!!!!!!!!hahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaha -- DAISUKE☆ (2024-06-26 15 18 14) これは -- 検索してはいけないチーム (2024-07-16 20 37 55) 今では安全版が用意されてる→ttps //youareanidiot.cc/ (ttps→https)) -- 検索探検隊の生き残り (2024-07-16 20 40 02) 危険度7は確定 見るならYouTubeのほうがマシ -- (チービィ2世) 2024-08-05 21 35 36 やばい😅 -- (名無しさん) 2024-08-23 16 11 50 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/newani4/pages/315.html
スタンス表 対主催 11人 名前 行動方針 小湊るう子 殺し合い反対派 桂小太郎 主催打倒派 コロナ・ティミル 主催打倒派 絢瀬絵里 脱出派 空条承太郎 脱出派、DIO打倒 一条蛍 殺し合い反対派 風見雄二 脱出派 鬼龍院皐月 殺し合い反対派 セルティ・ストゥルルソン 脱出派 三好夏凜 主催打倒派 平和島静雄 主催打倒派 危険人物 2人 名前 行動方針 アザゼル 主催打倒派 ラヴァレイ 生還優先 マーダー 4人 名前 行動方針 ヴァニラ・アイス 奉仕(DIO) 纏流子 皆殺し DIO 主催打倒派 浦添伊緒奈(ウリス) 優勝狙い その他 3人 名前 行動方針 備考 宮内れんげ 人探し(一条蛍) 神威 DIO討伐 天々座理世 情緒不安定
https://w.atwiki.jp/newani4/pages/281.html
それでも『世界』は止まらない ◆eNKD8JkIOw 波紋。 吸血鬼 柱の男。 スタンド使い。 ジョナサン・ジョースター。 ジョセフ・ジョースター。 そして、空条承太郎。 「全く、こうして俯瞰的に見せられても忌々しき血族よ」 彼らは時に写真の中で、絵画の中で、映像で、活字で、音声で。 青春を過ごし、仲間と出会い、別れ、吸血鬼と対峙し、柱の男に立ち向かい、スタンド使いを薙ぎ倒しながら。 『奇妙な冒険』を繰り広げていた。 タイトルは『ジョースターの系譜』 細く、長く連なることで、なんとか地下通路の体裁を取り繕っているようなジョースター展示会。 彼らの活躍を華々しく喧伝しながら、その空間は博物館、美術館、ミュージアムのような様相で、DIOの目の前に広がっている。 ここは、ホテルの地下通路のその先。 『ホテル』と『地下闘技場』を繋ぐ『地下道』の始点、もしくは終点としてこの舞台に用意された、いわゆる『目的地にたどり着くまでの暇つぶし』として用意されたものだった。 DIOは万が一、この通路を使うような事態――例えば、どこぞの阿呆がホテルを倒壊させた場合の逃走経路として。 また、万が一、ま・ん・が・い・ち、このDIOがホテル内で集団相手に後れを取り(1対1でこのDIOが負けるはずがない!)この地下通路まで撤退、そのままそいつらと戦らねばならぬ時に備えて。 ある程度、ホテル地下のその先を見ておく必要があると考えた。 意気揚々と戦略的撤退をかました果ての出口が、遮蔽物など一切ないお日様サンサン大平原だった、などという事態になってしまえば目も当てられぬ。 また、もしも地下で戦うことになった際に、そこがどのような構造になっているのか知っている者と知らぬ者では、どちらが有利かなどはモンキーでも分かる理屈。 どうせこのまま地上のホテルに戻っても、結局は寝るだけなのだ。ならば、少しでも時間は有効に活用せねばならぬ。 そう考え歩いた先にあったのは、ご丁寧にも地下通路の入り口に用意された『地下道』の地図、そしていくつかの特殊ルールが書かれたパンフレットだった。 それによると、この通路は会場内の四つの島を結ぶためのもの。 『ホテル』⇔『地下闘技場』⇔『放送局』⇔『映画館』⇔『ホテル』といった感じで、少し歪んだ四角形で結ばれた地下の道だということだった。 例えば、ホテルから直通で行けるのは、ホテルから見て西にある『地下闘技場』と、南にある『映画館』 ホテルから見て南西にある『放送局』に向かうためには、そのどちらかを通らねばならない。そんな地下道だ。 そして、この地下を進むにあたって、いくつか知っておかねばならぬ特殊ルールが存在する。 まず一つは、この通路は駅を結ぶ線路と同じように、禁止エリアの影響を受けぬということ。 考えてみれば当然だ。道が一方向しかない以上、禁止エリアで道のどこかが塞がれてしまえば、そのルートはもう利用できなくなってしまう。 となると、先ほど行った考察と同様に、この道を繋ぐ四つの施設、『ホテル』『地下闘技場』『放送局』『映画館』も、禁止エリアには選ばれないと見ていい。 そう考えれば、ますますこのホテルは日中出歩けないDIOにとっての『安全地帯』として最適だといえよう。 「真下に展示されていたのがあのジョースターどもを賛美するものだということを除けば、だがな」 二つ目は、この地下通路を使用できるのは、一度この『地下通路』を出入りするにつき、最高6時間までということ。 滞在時間が6時間を超えれば、その者は強制的に地上に、自分がいた場所の真上にワープさせられる。 また、この『制限時間』を回復させるためには、地上に一時間は滞在しなければならない。 これはどういうことかというと、つまり地下で誰にも見つからないように「穴熊を決め込む」ことは許されないということだ。 DIOのようにホテルを隅々まで探索するならばともかく、普通の参加者はよほど頭が回らない限りは、もしくはよほど運が良くなければ、この『地下通路』の存在には気付くまい。 ならば、特殊ルールで最大滞在時間を決めない限り、禁止エリアの影響も受けぬ地下にずっと居座り残り人数が減るまで力を温存する、という発想に至る参加者も現れかねない。 この特殊ルールはそういった戦略を縛るためのもの、ということだ。 「……ほう、芸が細かいではないか」 ではその『残り六時間』はどう計ればいいのかというと、答えはDIOの腕についていた。 正確には腕に着いた腕輪。そこに嵌まった白のマスターカードに、いつのまにか『残り時間』が表記されていたのだ。 恐らく、地上に出るとこの、今はDIOの腕で『残り5時間45分までに地上へ出てください』となっている表記が『次に地下へ潜ることが出来るのは1時間後です』というものへと変わるのだろう。 1時間経たぬうちに地下に戻ろうとするとどうなるのかは分からないが、主催の定めたルールをわざわざ破ってまで確かめようとは思わない。 そして三つ目、これはルールというよりも案内だが。 この地下通路には、様々なものが『展示』されているということ。 例えば、このDIOに楯突くジョースターどもの軌跡のように。 道を進めば、違った『何か』が展示されているに違いない。 『海の中を通るB4エリアには、海の中に100年間沈んでいた、そして今はB4の海中に沈めてある【DIOの棺桶】を鑑賞できる小窓をご用意いたしました! 制限時間を超え地上ならぬ海中に出てしまわぬようくれぐれもご注意いただきながら、ごゆるりとご鑑賞ください!』 そんなナメたことを抜かす看板(人の寝室を見世物にするとは良い度胸だ)を粉砕しつつ、先に進む。 ジョナサンを苛め抜いた子供時代を、そんなこともあったなと大人の余裕で振り返りながら。 自分の知らぬ時代にて「柱の男」なるものたち(このDIOを差し置いて究極生物とは笑止千万)と戦い抜いた、若かりし頃のジョセフを馬鹿にしながら。 にっくき空条承太郎御一行様が、DIOの差し向けた刺客たち(使えんやつら)を必死こいて追い払っている様を見て、舌打ちしながら。 DIOは、辿り着いた。 辿り着いて、しまった。 『てめーの敗因は…たったひとつだぜ』 一度、それとなくスルーしてしまいかけ。 『たったひとつの、単純(シンプル)な答えだ』 二度見する。 『てめーは俺を』 目を擦る。 『怒らせた』 念のため、三度見する。 そうして。 『「ば…ばかなッ!……こ…このDIOが…………」』 知るはずのなかった未来を。 知るべきではなかった真実を、知ってしまう。 『「このDIOがァァァァァァ~~~~~~~~~~~~~ッ」』 「空条承太郎にッ、敗れただとぉ~~~~~~~~~~ッ!?」 思わず、キメたポーズを取る承太郎が映し出された画面を叩き割った。 もはや何も移さなくなった液晶を、それでも吸血鬼の膂力で、力の限り殴り続ける。 そうすることで、今見た『あり得ない光景』を、空条承太郎に全身を砕かれる己の姿を、なかったことにするかのように。 この帝王DIOともあろうものが、認められない現実から、逃避するかのように。 「はぁッ、はぁッ、はぁッ……」 汗がタラーッと流れ落ちる。懐に忍ばせておいたハンカチーフで拭い取る余裕など、なかった。 力加減を間違えたのか、腕からは血が流れている。吸血鬼たるDIOにとっては、この程度は大したダメージにはならないが。 それでも、この傷は今のDIOの内心を表しているかのように、じんじんと芯に疼く痛みを脳に放った。 「……ふん、大方、この忌々しい空間を準備したジョースターどものファンの仕業。下らぬ三文創作よ」 本当にそうか? DIO自身さえもこうして見せられねば忘却の彼方にあった、ジョナサンを苦しめるために殺した犬――ダニーを模造した彫刻。 あの石仮面を作ったという『柱の男』たちの特徴を非常に事細かに記していた、分厚いレポート。 このDIOを追跡した承太郎たちの移動経路を示した世界地図の一部。 どの地点でどのスタンド使いと誰が戦ったのかさえも分かりやすく説明した、ガイドブック。 どこを見渡しても、DIOよりも、下手をすればジョースター本人たちよりも、彼らのことを理解しているような展示物が並んでいる空間で。 嘘や酔狂とも思えぬ、本物(マジ)の気配が濃厚に漂う世界で。 あれだけが、あの映像だけが。 真っ赤な嘘だと、作りものだと。 本当に言い切れるのか? それに、空条承太郎相手に醜態を晒していたあの男を一目見て。 「これは自分だ」と、己自身の『魂』が理解してはいなかったか? 『残り5時間30分です』 「少し黙ってろ!」 30分ごとに注意を喚起する仕組みなのか。 馬鹿正直に残り時間を告げるカードさえも、今は憎々しい。 苛立ち交じりに、腕輪を壁に叩きつける。 罅割れた煉瓦の真横には、光り輝く笑顔を見せるジョナサンとエリザの肖像画があった。 誰がしかに囲まれながら、結婚衣装を身に着けつつ『このDIOを振った』女に寄り添われている、かつてのライバル。 もはや、無様に死ぬ未来が確定しているお前のことなど、歯牙にも欠けていないと言われているような気がした。 「クソがッ!」 腕を振るい、絵を叩き割る。地面に落ちた残骸を、足で何度も何度も、地団駄を踏むように次々と踏み抜いていく。 ジョナサンの身体で、ジョナサンの『幸せ』を粉々にしていく。 それでも、全く気分は落ち着かない。むしろ、虚しいことをしている気分にさえもさせられる。 気に喰わない。気に喰わない気に喰わない気に喰わない! このDIOが、この帝王であるDIOが! これほどの屈辱を受けるなど!そんなことが許されてなるものか! 『残り5時間29分』 それでも世界は、そんなDIOの気持ちなど全く気にせず、動き続ける。 人間を辞め、肉体的成長も、精神的成長も止まった彼を置きざりにしていく。 今先ほど目にしてしまった『真実』を受け入れ、乗り越えなければ、DIOが『その先の世界』へ行くことなど。 空条承太郎に打ち勝つ『未来』へいくことなど、決してない。 【B-7/ホテル 地下通路/一日目 朝】 【DIO@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:精神的疲労、右腕と胴体にダメージ、全身にダメージ(小) [服装]:なし [装備]:サバイバルナイフ@Fate/Zero、拡声器@現実 [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(9/10) [思考・行動] 基本方針:主催者を殺す。そのために手っ取り早く他参加者を始末する。 0:このDIOが……空条承太郎に負けただと……。 1:夕刻までホテルで体を休める。その後、DIOの館でセイバーと合流。 2:ヴァニラ・アイス、ホル・ホースと連絡を取りたい。 3:銀髪の侍(銀時)、長髪の侍(桂)、格闘家の娘(コロナ)、三つ編みの男(神威)は絶対に殺す。優先順位は銀時=コロナ=桂>神威。 4:切嗣、ランサー、キャスターを警戒。 5:言峰綺礼への興味。 6:承太郎を殺して血を吸いたい。 [備考] ※参戦時期は、少なくとも花京院の肉の芽が取り除かれた後のようです。 ※時止めはいつもより疲労が増加しています。一呼吸だけではなく、数呼吸間隔を開けなければ時止め出来ません。 ※車の運転を覚えました。 ※時間停止中に肉の芽は使えません。無理に使おうとすれば時間停止が解けます。 ※セイバーとの同盟は生存者が残り十名を切るまで続けるつもりです。 【施設情報・地下通路】 『ホテル』⇔『地下闘技場』⇔『放送局』⇔『映画館』⇔『ホテル』を繋ぐ地下通路です。 地下通路に限れば禁止エリアの影響は受けません。四つの施設が本当に禁止エリアに選ばれないかは不明。 最大滞在時間は6時間。一度地上に出ると、もう一度地下に潜るためには1時間の経過が必要です。 通路内には『ジョースターの軌跡』のようなコーナーがいくつか設けられています。何がどれだけ展示されているのかは他の書き手さんにお任せします。 時系列順で読む Back 世界一歪んだ親孝行 Next この花弁は悪意 投下順で読む Back 世界一歪んだ親孝行 Next この花弁は悪意 092 Underworld DIO 128 悪魔と吸血鬼! 恐るべき変身!
https://w.atwiki.jp/thecockrockshockpop/pages/336.html
http //www.audiofictionband.com/ member Mimi Ferraro vocal, piano Feargal O Sullivan vocal, guitar, keyboard Anthony guitar Tom bass Mark O Toole drums Songs In The Key Of Orange Alert imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 Songs In The Key Of Orange Alert 2004年 1. Tick Tock 2. Race The Hourglass 3. Wanna Be Wild 4. Impenetrable 5. Don t Do It 6. Bless Me produced by Mike Barry AUDIO FICTION
https://w.atwiki.jp/nicorpg/pages/2584.html
ビリーまで日の丸背負うのかw -- 名無しさん (2008-06-14 02 25 14) オリンピックネタか?つかDIO様卑怯だろw -- 名無しさん (2008-06-14 02 27 11) もうすぐ北京オリンピックが開催されますね。頑張れニッポン!! -- 描いた人A (2008-06-14 02 28 44) 待て。マリオとアニキはアメリカ、DIOはイギリスだぞwww -- 名無しさん (2008-06-14 02 29 58) ↑そこはサッカーみたいに裏技を使ってだな… -- 名無しさん (2008-06-14 02 32 02) 三都主、闘莉王かよwww -- 名無しさん (2008-06-14 02 40 58) ↑2つまり帰化することで、マリオが逸見真理夫、アニキが美理経輪屯、DIOが地王武乱道。当て字にしたらDIOがかっこいいな(少々無理やり感はあるけど) -- 名無しさん (2008-06-14 02 48 17) そう言えばマリオってオリンピック出場経験があるな・・・。 -- 名無しさん (2008-06-14 04 01 11) DIO様……、それは日焼けでは… -- 名無しさん (2008-06-14 13 54 36) 日本人に帰化した影響www -- 名無しさん (2008-06-14 13 56 01) マリオってイタリア人じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2008-06-14 14 39 58) ↑正確にはイタリア系アメリカ人です -- 名無しさん (2008-06-14 15 00 04) DIO様は殴りぬく瞬間親指を相手の目にブチ込むんだな。 -- パタッパー (2008-06-14 18 03 53) 名前 コメント